宇久島の風景

地域貢献

宇久島では、人口減少、高齢化、農林水産業の担い手不足など課題が山積しています。
私たちは本事業の推進を通じて、島民の皆さまが元気になっていただけるような地域貢献にも取り組みます。

農業・畜産業・
水産業への支援

牛ふんの堆肥舎設置の支援

島内の畜産農家で排出された牛ふんを受け入れ、堆肥化する施設の設置。

耕作地の保全

農道や産業用水路など農業施設の整備支援による耕作地の保全

稼働中の堆肥センター写真

稼働中の堆肥センター

漁礁・藻場の増設による漁場の再生支援

海藻を育て、漁礁を設置することで、魚の生息環境を向上させ、漁場を再生します。

さまざまな事業活動への支援

農水産業や畜産業など地元事業の継続に必要な支援

< 伐採木のチップ化 >

工事で発生した伐採木を機械でチップにして、一定期間発酵させた後、堆肥に混ぜ、牛舎の敷料として農家へ提供します。

チップ化用の機械写真

チップ化用の機械

農家へ提供するチップ写真

農家へ提供するチップ

< イノシシ柵と箱罠の設置 >

猟友会にイノシシの箱罠を30個寄贈。イノシシ柵も約80㎞に設置しています。

イノシシ柵写真

イノシシ柵

イノシシなどを捕獲する箱罠写真

イノシシなどを捕獲する箱罠

経済活性化の支援

特産品開発支援

特産品開発支援ツバキ、オリーブなど農産物、海産物を使った特産品開発と販路開拓。
宇久牛のブランド化

47CLUB画面イメージ

環境保全への支援

国立公園の自然保全

宇久島には西海国立公園があり、貴重な自然景観や生態系を保全しています。
公園区域内では自然との調和を最優先に考え、太陽光パネルは設置しない方針としています。

枯渇した森林への植栽事業

事業区域内において、枯渇松の伐採を実施しており、景観上必要なエリアがあればツバキなどを植樹することにしています。

自然環境の保全

本事業では、専門家の指導のもと、島全体のモニタリング調査を実施しており、太陽光パネルの設置などによる影響が確認された場合には、専門家の指導のもと適切な対策を行っています。
また、事業区域内にはビオトープとして機能する場所を計画するなど、自然環境への影響を最小限に抑える工夫をしています。これらの取り組みは 事業区域外においても同様に 実施し、島全体の環境保全に努めています。

移植されたムジナノカミソリ近似種写真

移植されたムジナノカミソリ近似種

希少種が生息するポイントイメージ

希少種が生息するポイント

<島内で見つかっている
珍しい生植物の一部>

コフキヒメイトトンボ写真

コフキヒメイトトンボ

タイコウチ写真

コタイコウチ

アカハライモリ写真

アカハライモリ

タカハヤ写真

タカハヤ

ウクジマミズゴマツボ写真

ウクジマミズゴマツボ

ミナミメダカ写真

ミナミメダカ

まちづくり支援

まちの美化活動

海岸清掃や事業用地内の除草・枝払いなど。

地域コミュニティ
支援

地域のコミュニティ施設(公民館やお宮、墓地)の整備支援。

台風被害を受けた寺島地区の若宮神社の移設工事

改修された飯良地区の観音堂

街路灯の設置と防犯カメラの設置

増設する電柱を活用し、通学路や交差点などに街路灯や防犯カメラを設置。

自然災害に対する支援

事業区域内およびその周辺など事業による影響が見込まれる区域では、土砂災害を未然に防ぐための「しがら柵」「調整池」「沈砂池」などを整備するとともに、田畑がもつ防災機能を保全したいと考えています。発生した農地災害において採択された復旧工事の自己負担分に対する支援をしたいと考えています。

財政支援

牧草購入支援

宇久島の主産業である農業の振興のため、畜産農家の方々が島外より購入される乾燥牧草の購入代金の半額を支援しています。

2020年6月から牧草半額支援をしています

宇久小値賀漁業共同組合への支援

人口減少と高齢化の進行によって、宇久島をはじめ離島では漁業で生計をたてていくことが難しい状況です。
このような状況のなか、さらに燃料費の高騰が漁業を圧迫しているため、燃料費の20%支援や漁協に備え付けられている製氷機の設置なども行いました。今後も、宇久小値賀漁協の意見を十分に伺いながら支援内容を検討し、水産業の振興を進めてまいります。

稼働中の製氷機

住民が取り組む地域活性への支援

住民が島の活性化に取り組む一般社団法人「うくみらい」など各種団体への支援。

自然災害に対する復旧支援

自然災害で発生した被害箇所の復旧支援。