宇久島メガソーラー事業について

事業概要・推進体制

事業名
宇久島メガソーラー事業(仮称)

持株会社:宇久島みらいエネルギーホールディングス合同会社(2017年12月4日設立)出資総額約500億円

事業会社

発電事業を行う会社:宇久島みらいエネルギー合同会社(2017年12月25日設立)

地元対応会社:宇久島総合開発(株) 工事会社:(株)九電工 土地管理及び営農会社:宇久島みらい土地管理合同会社 電気を買い取る会社:九州電力送配電(株)
事業開始 2025年度(予定)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、工程の遅れが生じています。
今後の情勢などを踏まえ、工程を調整しています。
総事業費 2,000億円程度(見込み)
発電能力 約480MW(メガワット)
国内最大規模
年間発電量 51.5万MWhを予測
一般家庭約17万3,000世帯分の年間発電量に相当
年間CO2削減量 約27万4,750t
建設予定地 長崎県佐世保市宇久島
(島面積2,493万㎡、人口約1,800人)

事業内容

発送電のしくみ

  • ① ソーラーパネルで電気を発電
  • ② 発電した電気を各パワーコンディショナーに集電
  • ③ パワーコンディショナーから送電用の電柱を使用して
    交直変換所へ送電
    (各ルートからの電気を集電)
  • ④ 交直変換所で電流・電圧を調整し「交流」の電気を「直流」に変換した上で海底ケーブルに接続
  • ⑤ 海底ケーブルで佐世保(相浦)へ通電
  • ⑥ 交直変換所で「直流」の電気を「交流」に変換し、
    電圧を昇圧し九州電力送配電の連系電圧に整合
  • ⑦ 整合した電気を九州電力送配電の接続場所へ送電
  • ⑧ 九州電力送配電へ売電された電気は電流・電圧を
    変えながら一般消費者へ配電

※電気設備のレイアウトは、境界線を確定させた後、
 計画が出来上がった上で、ご説明します。

太陽光パネルの設置イメージ

イメージ①
イメージ②
イメージ③
イメージ④
イメージ⑤

※詳細なパネルレイアウトは近隣にお住いの方々と調整の上決定して参ります。本HPでは設置後のイメージ図を掲載致します。

防災・環境対策

防災対策

環境影響評価

 長崎県環境影響評価技術指針別表20「土地の形質の改変を伴う面積的な広がりを持つ事業に係る環境影響要因と環境要素との関連」を参考にして調査及び予測・評価を行いました。
 環境影響評価については、環境保全検討会(専門家の意見を事業者が聞く場)において、専門家の意見を反映した自主的な環境影響評価となっています。

環境保全措置(動植物)

 しがら柵やのり面緑化を行い、雨水による表土の流出防止を適切に行うことで、動植物への生息・生育への影響は少なくなると考えられます。
 また、植物は動物と異なり移動ができないため、対象事業実施区域内の重要種で特に生育個体が少ない種については、生育場所が改変される場合は工事区域外へ移植を検討します。

「ヒゴダイ」「ムジナノカミソリ近似種」など
貴重な植物の保存に努めます

保全区域

 専門家の意見に基づき、動植物の重要種の生息・生育が多い区域などを保全することとしています。