今年５月にリニューアル工事を終えた神浦町公民館（旧ふたば保育所）の利用が広がっています。

これまで神浦町地区では、宇久地区コミュニティセンター神浦分館を公民館として使用してきましたが、老朽化が進み、安全面への配慮も踏まえ、2016年3月に閉園した佐世保市立ふたば保育所の建物を、今年４月から新しい拠点として再利用することとなりました。

しかし、冷暖房設備がなく、内部も老朽化していたため、宇久島メガソーラー事業による地域貢献の一環として、大幅改装を支援。今年５月までに、空調設備の設置やトイレの改装などの工事を終えました。

改装終了後、神浦町老人会が、高齢者体操や風船バレー、グランドゴルフなどで週２回利用。大切な健康づくりと交流の拠点となっています。

６月22日には、初めてのイベントとなる「こうのうらマルシェ」を開催。パンや手作り雑貨などの店が出店したほか、地元の三線グループ「結結」によるライブ演奏もあり、約300人が集まりました。

７月11日にあった「竜神祭」では、祭りを撮影する映像スタッフ15人が休憩所として利用。冷房の効いた部屋で、スタッフが食事を取るなどしました。

宮脇薫館長は「地域活性化につながるよう、さらに活用を広げていきたい」と話しています。

風船バレーを楽しむ老人会の会員