景観に配慮した茶色の巨大電柱の設置が始まりました。島内で発電した電気を集めて、交直変換所に送る「大動脈」となる送電線を支える重要な電柱となります。
電柱の高さは地上高最大31.5メートルで、島内に36カ所(67本)設置する計画です。もともとは、山間などでよく見られる鉄塔を建設する計画でしたが、景観の専門家の提言を受け、自然の風景に調和する茶色で細身の電柱に変更しました。
島内で発電した電気は、送電線を使って交直変換所に集め、交流から直流に変換した後、海底ケーブルで佐世保市本土に送られる予定です。

自然に溶け込むよう工夫された茶色の電柱