宇久島の風景

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2025.04.09

九産大チームが現地調査

文化的景観保全を取り扱う九州唯一の専門機関「九州産業大学景観研究センター」(山下三平センター長、九州産業大教授)の調査団が4月1日、宇久島を訪れ、3日間、島内各地でため池、井戸、水路、家屋、石垣などを現地調査しました。
「文化的景観」とは、人々の日常生活を物語る遺構で、島内には、農業や漁業のための施設や、気候や生活習慣に適した家屋などが残っています。今回の調査では、河川や水路などを調べるチームと、家屋や石垣などを調査するチームの計9人が来島。現地に直接足を運んだり、住民にインタビューしたりしました。農地や牧野を調べるチームも近く来島します。
調査団は2024年12月から現地調査を開始。25年7月末までに調査を終え、8月をめどに結果を発表する予定です。
調査団の一人、仲間浩一さんは「宇久島は水の使い方に工夫がみられる。人間が作った水路やため池に希少生物が生息していることも特徴」と話しています。

    #防災・環境対策