宇久島の風景

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2025.07.13

竜神祭が開かれました

約300年前から続く「竜神祭」が7月11日、宇久島・神浦地区であり、多くの見物客が、幻想的な光景に酔いしれました。事業者側からも3人が祭りに参加し、島の歴史の重みをあらためて感じさせていただきました。

大漁と海の安全を祈願するこの祭りは、毎年旧暦の6月17日、月が昇る時刻を待って開かれます。厳島神社で神事が執り行われた後、ご神体が地区を練り歩きます。最後に、ご神体を船に移し、神浦港を3周回った後、沖合でお供え物を海に捧げます。船が港を回る時、陸の見物客から「ヒヨ、ヒヨ、ヒヨ」と掛け声がかかることから、別名「ひよひよ祭り」とも呼ばれています。

この日は、風が強く、祭りの開催を危ぶむ声もありました。それでも、提灯の明かりを先頭に神輿を担いだ行列が町中を通る様子や、ご神体を載せた船が静かに進む風景を、地元の方々がカメラを片手に、笑顔で見守っていらっしゃいました。

    #地域貢献